
嘔吐から始まった不安な日々
5日前から、うちの愛犬エビ(海老蔵 11歳)の様子がいつもと違っていた。
食べてもすぐに吐き、ついには下痢まで。もともと元気いっぱいの子が、ふらつき始めた時は、本当に心配になった。
3日前に病院を受診し「フェモチジン」という薬を処方されたが、改善せず。食べても吐く、下痢も止まらない…。
そして昨日、とうとう入院することになった。
キャンセルした予約、そして後悔
実はその日の昼間、病院の予約をしていた。でも朝になって少しだけ食欲が戻ったので、いったんキャンセル。
様子を見ていたら、夕方になって突然、嘔吐に加えて下血まで見られた。
近所の病院はすでに診療時間外。慌てて検索し、車で20分ほどの夜間診療をしている病院を見つけた。
パニックと交通手段の壁
問題はそこまでの移動手段。
車を手放したばかりで、どうやって行けばいいのか頭が真っ白。とりあえず病院に電話してみると、受付の看護師さんが「今からならギリギリ間に合いますよ」と言ってくれた。なんて優しい…。
でも、ペットOKのタクシー情報は得られず。どうしよう…。
救いの連絡先
ふと、タクシー運転手に転職した友人の顔が思い浮かぶ。
すぐに連絡すると「今は夜勤明けで無理」とのこと。でも、ペットはケージに入れれば大丈夫なこと、そして「今どきはアプリで呼ぶのが普通だよ!」とアドバイスをくれた。
たしかに。昔ながらの電話予約しか頭になかった私は、焦りながらアプリを再登録し、タクシーを呼んだ。
ところが、タクシーが来るのが早すぎて準備が間に合わず…
私は家の中を意味なく何往復もして、さらにパニック。
エビと一緒に、いざ病院へ
タクシーの運転手さんは犬好きの方で、安心して乗せてもらえた。
家に残したもう一匹の愛犬ヒメ(鶴姫 10歳)が心配だったけれど、今はエビの命が最優先。
エビはケージの中でぐったり。舌も白っぽくて、貧血?と不安が募る。
「どうか助かって…」と、祈るような気持ちで病院へ向かった。
病院での検査、そして…
病院に着いて、すぐに受付→検査(血液・レントゲン・超音波)。
結果は、脱水症状と血流の悪さ。
血糖値が高く、たんぱく質が低い。でも、原因ははっきりしなかった。
とりあえず皮下点滴(ラクダのコブのように背中に注入)を実施。
心雑音もあるため、水分量にも気をつけなければいけないとのこと。
まさかの下痢 in 待合室
少しホッとしたのも束の間。待合室で膝に乗せていたエビが、突然下痢(またも下血)。
動けないままの下痢に、どれだけ辛い状態なのかと思うと胸が痛んだ。
床も私のジーンズも大変なことに…。
スタッフさんや周りの人が優しく対応してくれたことに、感謝しかなかった。
タクシーでの帰宅、心が救われた一言
帰りのタクシーは若い女性の運転手さん。
事情を話し「臭いがきつかったら窓を開けてください」と伝えると、「大丈夫ですよ、臭いません」と優しい声。
あの一言にどれだけ救われたか、わからない。
翌日も続く心配
家に帰ってヒメにご飯をあげ、すぐに翌日の病院を予約。
エビの体重は約5kg。真夏の昼間に抱えて移動は無理なので、またタクシーを使った。
前日に病院からスピッツ(尿採取用容器)をもらっていたので、朝に尿をとって持参。
入院か、自宅療養か
検査の結果、糖尿病ではない様子。でも、根本原因は不明。
先生に「この状態では、入院して治療に専念するか、処置して様子を見るか」の選択を迫られた。
待合室で悩む中、エビが少し元気を取り戻したのか、膝から降りて動こうとし始めた。
でも、また同じように吐いたり下痢を繰り返すのでは…と不安もある。
結局、入院を選ぶことにした。
入院費と交通費の現実
夜に診察した動物病院で、4万円弱。入院は5日間予定、1日あたり約2万円。
保険に入っていなかったらと思うと、ゾッとする。
タクシー代も、前回は往復で約1万円、今回は片道で2,000円ちょっと(迎車代込み)。
最後に
本当に突然のハプニングだった。
エビが無事に回復して、また元気な姿を見せてくれる日を、今はただ祈るしかない。
🌸あとがき
犬との暮らしは、楽しいことだけじゃない。
急な体調不良や通院、費用や移動手段の問題…。
でもそれでも、大切な家族の命を守るためにできることを、必死にやるだけ。
少しでも、同じような状況の方の参考になれば嬉しいです。